上場企業の支援に入っているコンサルティングファーム様のアンダーにて、再受託の形でプロジェクト参画し、①構想段階事業の戦略プランニングから実行支援と、②他社との協業プロジェクトのPMOを受け、ハンズオンで実行支援いたしました。

プロジェクトの状況に合わせて、適宜コンサルティングファーム様から、当社に完全に丸投げできる点を非常に高くご評価いただいたケースです。

実際の事例を基に作成しておりますが、契約上お客様情報が開示できない案件のため、お客様に確認の上で記載可能な範囲でのユースケースご紹介となります点、ご了承いただけますと幸いです。

エンドクライアントである上場企業では、非常に早いペースで新規の事業開発を進めており、トップダウンで多くのプロジェクトが立ち上がっていました。
構想自体は非常にクリアに示されるものの、その全体感を理解しながら実際に手を動かすメンバーが足りず、困っていらっしゃいました。

またその支援で入られていたコンサルティングファーム様も、日に日に増加するプロジェクトに対して上流から下流までを任せられる人材を探しており、当初フリーランスコンサルタントからの起用すべく、探していらっしゃいました。

この状況下で当社にご相談をいただき、下記メニューにてご支援を開始いたしました。

  • コンサルティングファーム支援

実作業の内容

プロジェクトに他社との交渉も含まれていたため、オンボーディングとアウトプットを並行しながらプロジェクト参画をしました。
具体的な作業例としては、下記のようなものがあります。

マーケット調査〜戦略企画、KPI・P/L予測の作成

新規事業プロジェクトについては、構想のみが立ち上がっているものの、エンドクライアントの中でハンドリングできる人的リソースがありませんでした。

そこで最上流の戦略立案やその背景となるマーケット調査から巻き取り、泥臭く事業企画やKPI・P/L予測作成の作業を進めながら、適時エンドクライアントやコンサルティングファームへの報告と修正を行うことで、遅れていたプロジェクトをオンスケジュールに戻し、プロジェクトを進めました。

また実行フェーズにおいても、当社の事業会社経験の豊富なメンバーもサポートに入り、効果的な仮説検証ループの実行に貢献しています。

WBS作成とプロジェクト管理

他社との協業プロジェクトにおいては、構想と実現するアイテムのみトップダウンで決まってしまっており、実行にあたってのアクションプランや、PoCの実施スケジュール・プラン・検証方法などが全く決まっていないまま放置されている状態でした。

当社では、テクノロジーをフル活用した効率的なプロジェクトマネジメントを推進しており、お客様に無理のない範囲でのツール導入をご提案する場合があり、今回のケースではNotionを使ったプロジェクト管理をご提案し、実際にこちらを使ってプロジェクト管理を進めたことで、チーム全体の生産性向上にも寄与しました。
※ もちろんエンドクライアントの状況に応じて、他ツールの使用が難しい場合はExcel等を用いて現状に合わせたプロジェクト管理に対応いたします。

タイムラインビューで一元管理しているイメージ。オレンジ線でタスク先後関係も可視化し、効率化に貢献。

その他雑務

その他、エンドクライアントからコンサルティングファーム様に依頼のあった雑務のうち、コンサルティングファーム様から指示のあった内容について適切にアウトプットを行いました。

成果

あくまでアンダー業務のため、当社単体での成果ではありませんが、新規事業のオンタイム進行、他社協業プロジェクトの完遂に貢献いたしました。

また本案件を外注いただいたコンサルティングファーム様からは、別案件にて当社に再受託のご発注をいただきました。


「手が足りない」「上流から下流まで丸投げできるコンサルタントが必要」という課題感をお持ちのお客様は、ぜひ一度当社にお問い合わせください。